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  • 2017/6/6 05:00:58

無骨な芋からプルプルが生まれる!

突然ですが、これ、何かわかりますか?

 

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おわかりの方もいらっしゃると思いますが、こんにゃくの原料となる「こんにゃく芋」です。

こんにゃく芋は、このままではえぐみが強くて煮ても焼いても食べられず、間違って口に入れればしびれが続き、ねずみもかじらないといわれます。

しかし、人がいろいろと手をかけることで、あんなにおいしいプルプル食材になるのですから不思議ですね。

 

今回は、こんにゃくの不思議を解くべく、群馬県北群馬郡子持村を訪れました。

群馬のこんにゃくといえば、下仁田町のものが有名です。

しかし、原料のこんにゃく芋は他の地域でも良いものが採れると聞きました。

その一つが子持村です。この地域には長い間こんにゃくを作っている農家が多いということから、今回はこちらに取材先を定めました。

 

さて、この芋からどのようにして、私たちが良く知るあのこんにゃくになるのかはまたいずれお話するとして、今回は原料となる芋について調べました。

 

こんにゃく芋の栽培はとても手間がかかります。

まずこちらをごらんください。

 

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こちらは、こんにゃく芋の赤ちゃん。「生子(きご)」といい、丸いものの直径は2~3センチくらいです。

これは大きなこんにゃく芋の周りにできる小さな芋をポキポキと折ってはずしたものです。

細長い形のものと丸いものがありますが、どちらも同じ生子です。

なぜ形が2種類あるのかはよくわかっていませんが、どちらを植えても、最後はまん丸な大きなこんにゃく芋になるそうです。

こんにゃく栽培の始めはこの生子を植えるところから始まります。

 

左から、生子、1年目、2年目

左から、生子、1年目、2年目

 

こんにゃく芋は4月下旬から5月にかけて植え付け、大きくなったものを秋頃掘り出し、暖かく風通しの良い部屋で保存します。

 

2年目の芋の植え付け

2年目の芋の植え付け

 

掘り出した芋を、大きさ別に保管している倉庫

掘り出した芋を、大きさ別に保管している倉庫

 

この植える、掘り起こす、の作業を繰り返し、通常は3年目で直径20センチ以上になったら出荷されます。さらにこの先たくさんの加工段階を経て、こんにゃくとなり、みなさんの手元に届くのです。

Text : harumi

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