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  • 2017/5/19 05:00:51

築地「場外」市場はのこります(Report 51) 『これゾ築地の大サービス!“マグロの切り落とし”をご紹介』

お店のご主人に「“特上切り落とし”は、毎日入りますよね?」と聞いたら「いつも、あるよー」とおっしゃったので、思いきって紹介しちゃいます。

築地といえばマグロ! 我が家でも、お客様のいらっしゃるときにはうやうやしく、築地まで買いに走っております。そんな高級マグロのお刺身が!特上のマグロが!絶対に今まで以上に美味しいマグロがっ……毎日でも食べられます! それほど超お買い得なマグロの逸品を見つけました。

 

写真(01)(本文用)

 

お得なマグロが買える店は、場外市場の「築地魚河岸」(築地6-26-1)の中にあります。オープンから半年、通っているうちに、「お、いらっしゃい」と声をかけてくれるお店も増えてきました。

 

あらためて「築地魚河岸」とは?

「食の街・築地」というブランドを伝えるために出来た新しい商業施設です。「築地」で買い出しを続ける飲食店関係者のための生鮮市場の機能と、一般向けの小売り、そして観光スポットを兼ね備えています。

「築地魚河岸」に入る60余りの店舗を担うのは、これまでプロ(飲食店など)を相手に商いをしてきた仲卸です。その方々が、アタシたち買い物客に向けて商品をパック入りにしたり、観光客向けにテイクアウト仕様にしたり。しかし、目利き=仲卸のプライドは、そのままなので、すこぶるウマイものに出あえます!

さらに、一般の消費者にも、ホンモノの魚のうまさを知ってほしいという思い=この築地で商売を続けるという覚悟も感じられる場所。聞けばなんでも答えてくれます。ちょっぴりしか買わないうえに、毎度おどおどグタグタなイチ主婦(アタシ)にも、懇切ていねいに、おいしい食べ方を教えてくれるのです。

 

写真(02)(本文用)

 

超お得なマグロがあるのは「築地 大志」(『築地魚河岸』小田原橋棟内)。「大志って名前、カッコイイですね」というと「初代の名字の一番上の大と名前の一番下についていた志をくっつけたの。仲卸は、みんなそんな感じで名付けているよね」とご主人。若い大将が「アンビシャスじゃないんですよ。ダイシと読むんです」と笑います。

 

写真(03)(本文用)

 

このお店の専門は、河岸特有のコトバで「大物」と呼ばれる、マグロとメカジキ。「築地魚河岸」には「大物」を扱う店舗が20軒あります。どの店も、ガブリと割った大きな切り身をはじめ、サクやぶつ切り、カマ、ほお肉や脳天と呼ばれる珍しい部位などが並んでいて、マグロの博覧会のよう。見ているだけで楽しいし、値段もお得だと思います。

 

写真(04)(本文用)

 

「大志」の冷蔵の棚台には1パック500円のブツ切りから、100g1000円(それ以上かも!?)の大トロまでが、小分けされて並んでいます。マグロの基本のキも知らない私には、パック詰めの商品が買いやすく、ちょうどよいです。

 

写真(05)(本文用)

 

聞けばなんでも教えてくださるご主人が、本当にあったかい。

大きさが何百キロにもなるクロマグロ(本マグロ)や、南半球からやってくるインドマグロ、そしてメバチにキハダに……マグロといっても、ひとくくりにはできません。赤身からトロまで、部位もいろいろ。そんなことを教えてくれながら、「どんな感じが好きなの?」。

 

我が家はマグロ好き!「トロっとした脂が、ちょっとだけ入ってるところ……」と、伝えると、即座に「それなら、これは?」と。

 

ご主人にすすめてもらった、大々サービスの「特上切り落とし」1,200円(税込)。「脂あり!」の表示が光ります

ご主人にすすめてもらった、大々サービスの「特上切り落とし」1,200円(税込)。「脂あり!」の表示が光ります

 

いちど買ってからというもの、もうもう、この「特上切り落とし」にゾッコンです。日常使いには、モッタイナイくらいトロントロンに美味しい!

何度もリピ買いしているうちに、お店の方は、私の顔を見ただけで、ちょっと脂身多めのパックを選んでくださるように。

 

見てください、このボリュウム!それに、このフレッシュ感~♪量ってみたら500g強。なんと100g240円也のあり得ないコスパのよさ!

見てください、このボリュウム!それに、このフレッシュ感~♪量ってみたら500g強。なんと100g240円也のあり得ないコスパのよさ!

 

どうして、こんなにすごいサービス価格を実現? 種類はマグロの中でも安定した供給量があるメバチ。そして、飲食店の方々(プロ)は、身に少しでも血合いがあったりすると、引き取ってくれないのだそう。でも、マグロは切ってみなければわかりません。そこには仲卸さんならではの厳しさもあります。だからこそ「破格の切り落とし」が出るんですね。「うちでも、よく食べるよ」と、ご主人。味とクオリティはお墨付きです!

 

ブラッボーな1200円!

ブラッボーな1200円!

 

盛り付けてみました~。(切り方ヘタですみません)。こんな山盛りのマグロの刺身を居酒屋でオーダーしたら、タイヘンなお値段かと(汗)。ほどよい脂身(トロ)とさっぱり赤身のコントラストも絶妙。かみしめると、魚の甘みを感じます~。

 

アルミ容器は、お菓子の入っていた箱を利用

アルミ容器は、お菓子の入っていた箱を利用

 

とはいえ、これほどの量を、いっぺんには食べきれません。そこで、魚好きの知人から聞いた保存法をためしてみたら、これがイケます!

身を空気に触れさせないことが大事。スライスする前のかたまりのときに、キッチンペーパーにぴっちりと包んで(水気も敵)、フタのあるアルミの箱に入れて密封します。アルミの熱伝導率は高いので、冷蔵庫内で上から横から底から冷え冷え~。2日後でも鮮度イキイキです!

 

【おまけ】

「さすがは築地だ!」と、ウチ宴会が盛り上がった「大志」のミゴトな御造り(10,000円・税込)

「さすがは築地だ!」と、ウチ宴会が盛り上がった「大志」のミゴトな御造り(10,000円・税込)

 

いつも買うのは「切り落とし」ばかりですが、必ず立ち寄るなじみのお店ができました。「大志」のおかげで、築地場外に通うのがいちだんとハッピーに!

先日は大切なお客様が来ることになって、御造りをお願いすることにしました。電話すると「ご予算は?」……予算を告げて、こちらの名前と電話番号を言おうとすると…「いらないよ、わかってるから」と。なんだかホンワカしてしまいました。

 

「ホンマグロを食べてみて」と、生(!)のホンマグロがもりもり。いいウニが北海道からたまたま入荷したとのことで、一箱分まるごとをギュウ詰めに盛ってくました。鯛やヒラメは、どれも厚切り!「どうしましょ」と、思わずボ~ッとしちゃうほど豪華な御造りです。

 

写真(11)(本文用)

 

電話では「使い捨ての銀皿でいいよね」と言っていたのに、こんな素敵なお皿に盛りつけられていました。これ、なんとプラスティック製です。「返さなくていいよ~」とのことでしたが、この皿をお返しがてら、また「特上切り落とし」を買いにいきたいと思います。(おしまい)

Text : miho

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