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  • 2017/5/11 05:00:31

口に広がる桜の香りを楽しむ アンニンゴを塩漬けにしました

山を歩けば芽吹く新緑の香りでいっぱいの季節です。今日はこの季節のお楽しみ、「アンニンゴ」をご紹介したいと思います。

 

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こちらは「ウワミズザクラ」という山に生える桜の仲間です。アンニンゴはこちらの木のつぼみなのです。ちょうど今頃の季節に、こんな可憐な花を咲かせます。

 

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ふわふわとしたブラシのようは花がとても美しいですね。この花が咲く前の若い緑色のつぼみがアンニンゴで、新潟では塩漬けにして食べるのです。

 

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「実」ではなく「つぼみ」なので、全部つんでしまうと花が全くみられなくなるので、いくらか残しながらつむのがコツです。

 

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若いつぼみをつんでしまうのは少しかわいそうですが、おすそ分けしていただく気持ちでていねいにつみ、さっそく塩漬けにしてみました。

 

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ちなみに桜の葉の塩漬けで知られる独特の香り成分は「クマリン」という物質によるもので、塩漬けにすることで引き出されます。このアンニンゴのつぼみの塩漬けもこの香りがします。ごはんのおともとしていただいたり、焼き魚の付け合わせにしたりしてもいいです。口に含むと、苦味とともに桜餅の香りがフワッと口の中にひろがります。お酒のおともにもいいですね。

このつぼみが咲いて先ほどの花になり、実ができます。赤や黒に熟した実はお酒に入れて果実酒にするそうです。つぼみ、花、実で私たちを楽しませてくれるのですね。

Text : harumi

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