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  • 2017/2/3 05:00:37

築地「場外」市場はのこります(Report 37)『「築地魚河岸」の新名物み~つけた』

食のプロに支持される生鮮食品の仲卸を中心に、目利きの店が60軒も!

築地場外にできた新しい市場「築地魚河岸」(築地6-26-1)は、一般の人も大歓迎。プレオープンしてから2カ月、すこぶるのイキのいい魚や野菜が少量でもOK。気軽に買えるので、わたしはすっかりファンです。

最近は、その場で食べられるパックに目と胃袋を奪われることも……。

どのお店も、海鮮丼に鉄火巻きなど築地ならではのテイクアウト商品を並べています。本日は、これから名物になりそうな、ちょっとユニークなお持ち帰りグルメを紹介します。

 

一般客の買い物時間は午前9時から。営業は15時までとありますが、買い物が目的なら、商品のたくさんある午前中がおすすめです

一般客の買い物時間は午前9時から。営業は15時までとありますが、買い物が目的なら、商品のたくさんある午前中がおすすめです

 

「築地 大滉」(小田原橋棟)の『魚がし煎餅』

見てください、この大きさ! 写真右はタコ、エビ、マグロの削り節をミックスした「魚がし煎餅」(380円/以下価格はすべて税込み)。黒ゴマ味、ぴり辛七味の2種があります

見てください、この大きさ! 写真右はタコ、エビ、マグロの削り節をミックスした「魚がし煎餅」(380円/以下価格はすべて税込み)。黒ゴマ味、ぴり辛七味の2種があります

 

エビやタコをぎゅーっとプレスして、その場で薄く焼いてくれます。江の島で人気の「タコせん」の築地バージョンなのだそう。

ここは、本マグロの切り身や、シーズンには新鮮なイイダコも店頭に並びます。そんなマグロの仲卸が「海といえばコレだ!」と、「築地魚河岸」を盛り上げるために発信する、心もアツアツの焼きたてせんべいです。

 

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今日、買ったのは『甘エビ姿焼きせんべい』のダブル判(500円)。ビールにあいそうな、サクサクの海鮮塩味。シングル(300円)はエビ5匹、ダブルはエビ10匹と書いてあったのに、数えてみたら11匹! ホクッとうれしくなりました。

 

「まぐろ工房 築地ホクエイ」(海幸橋棟)の『築地グロッケ』

「“鮪一筋”の専門の卸が選りすぐった生食用のマグロ100%が材料です! お時間があれば、その場で揚げますよ」と、お店の方も胸をはります

「“鮪一筋”の専門の卸が選りすぐった生食用のマグロ100%が材料です! お時間があれば、その場で揚げますよ」と、お店の方も胸をはります

 

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はい、マグロのメンチなので『グロッケ』です(1個200円、2個360円、3個540円)。お肉をまったく使わずマグロのすり身だけ。思いのほか優しい味わいで、キャベツや玉ねぎの甘さで、さらにまろやかに。1つに1袋つけてくれたオタフクソースと、よく合います。

 

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グロッケロール(300円)やグロッケバーガー(280円)も人気。腹持ちもいいし、野菜もたっぷり。ヘルシーです。

もちろんマグロもりもりの海鮮丼なども売っていて、今なら500円以上購入でミネラルウォーターのボトル1本がついてきます。築地は太っ腹!

 

「築地 一心」(小田原橋棟)の『クラムチャウダー』

「築地魚河岸」を歩いていると、店先にコンロにかかった大鍋や、大型の保温ジャーが目につきます。 寒い日は、その湯気に吸い寄せられるように~

「築地魚河岸」を歩いていると、店先にコンロにかかった大鍋や、大型の保温ジャーが目につきます。
寒い日は、その湯気に吸い寄せられるように~

 

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マグロ仲卸の特製『クラムチャウダー』(400円)です。店先のジャーからすくって、黒こしょうやパセリ、最後にクルトンをかけて仕上げてくれます。よく煮込まれたセロリやニンジンの香り、濃厚なミルク風味……本格派!クルトンさくさく。

 

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しかし、この小ぶりのカップで400円もするの~?と、たじろいだアナタ(じつは、わたしデス)。

スプーンで、ひとすくいすると、見て!このアサリの含有量。カップの下半分は、ぷりっぷりのアサリでうまっています! これぞ、築地のクラムチャウダー。あたりが、まるでフイッシャーマンズワーフに見えてきます。

 

「東研 岩良」(小田原橋棟)の『もつ煮込み 鯨入り』

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小田原橋棟の入り口、入ってすぐのお店。寒さでかじかむ手をこすりながら、鍋の湯気に引き寄せられます。

このお店はめずらしくもクジラの仲卸。国内の7割を扱っているそう。クジラのヅケなどを、おしげもなく試食で出していて、たくさんの人でにぎわっています。が、今日は『煮込み』(380円)につられて…。

 

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「クジラの煮込みではないのですね?」と、わたし。

「はい、モツです。クジラの皮が入っていておいしいですよ~」と、お店の方。「このモツがうまいんですよ~。直接買い付けている、すごい新鮮なものなんで……」。

と、お肉自慢の途中で「あ、クジラの煮込みだったら、缶詰めでいいのがありますよ。290円~とお得ですよ!」。こういうやり取りにも、ポカポカ温まります。

 

「芋問屋 金太郎」(小田原橋棟)の『焼きいもラテ』

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ホットで甘~い香りに誘われたのは焼き芋屋さん。「紅はるか」などのブランド蜜芋が並んでいます。遠赤外線で、じっくり時間をかけて焼いているそう。

「どうしてお芋なんですか?」とお店の人に聞いてみると、「築地の卸売市場は魚だけではないですよねー。青果の扱いも大きいんですよ」。

店頭には、キンカンやイチゴも並んでいました。

海外からの観光客は、ほんとにフレッシュ・フルーツ好き。このお店でも次々に「洗って」と。どうやら、スグ食べるみたいです。寒いのに~。

 

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ここのイチ押しが『焼きいもラテ』(330円)。鍋から、あっちっちーを、お玉ですくってくれます。焼き芋をマッシュして、牛乳で割ったもの。砂糖不使用!

 

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これはお芋のスープですね。焼き芋の自然の甘さと牛乳と。心まで優しくなれます~。

 

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いかがでしたか?

「築地魚河岸」の新名物。ちょっと楽しい味わいを、まだまだ見つけたいと思います。

おっと……ココ「築地魚河岸」1階の店舗部分は「食べ歩き禁止」です!

 

でも、安心してください「魚河岸食堂」のある3階の屋上広場には、ベンチもテーブル席も潤沢。下の階でテイクアウトしたら、すぐに屋上へ。日向ぼっこしながら、ゆっくりと味わいましょ!

それでも、寒い日は……

 

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小田原橋棟の3階店内にはイートインスペースも!イベントなどで使われていなければ、自由に座れます。フリーWi-Fiも完備です。

さらにさらに…

 

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「築地魚河岸」海幸橋棟3階の屋上広場は、こ~んなに眺めがよくて広―い! 下の階で買ってきたパックを広げて食べたら、たちまちピクニック!気持ちよさそう!

陽光サンサンの春が、待ち遠しくてなりません。(おしまい)

Text : miho

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