• 活動レポート
  • 2016/6/21 05:00:01

Piece Seed Project 写真展 at 品墨良行 台湾 レポートvol.2

私たち、warmerwarmerが撮り続けてきた、古来から続いている野菜たちの写真展を、6/3〜8まで、台湾台北の品墨良行で開催させていただきました。

そのレポートです!

 

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6/5の午後より、クローズド企画でお茶会を開催してくださいました。

会場を提供してくださった王墨良行デザイナーの王さんを中心とした、台湾の食事情に詳しい方、日本と交流をされている方、双方の文化を発信されている方など、驚くほどの方々が参加してくださり。日本からは、私たちと、台湾の本やエッセイ本を出版されている柳沢小実さん、台湾在住、日本の印刷会社レトロ印刷JAMの方などが参加しました。

 

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予定時間を大幅にこえて!3時間以上!

みなさんとお話をすることができました。

王さんやジェニーさんのご友人の方もご参加くださり、会場には30名ほどいらっしゃったと思います。

 

とにかく、台湾の食事状についてはとても興味深かった!

日本以上に共働きの家庭が多く、わりとどの家庭にも、お手伝いさんがいらしゃって、家事をまかされているそうです。さらに、夜市があって、屋台がある。そうすると、食事は、作らなくても、安く手軽に済ませられる。今ではキッチンがついていないアパートなども多いのだそう。

 

ですから、今、何に危機感を感じているか、というと、「あまりにも食事をつくらなくなったこと」のようです。お手伝いさんがいらっしゃることにより、または、核家族が多くなってしまっていて、おばあちゃんから受け継ぐことができなくなってしまって、お料理がなかなかできない、とおっしゃっていました。

 

日本は昔から、「料理は女性が」という風習があって、もちろん現在は、そうもいかないところもありますが、でも基本的には、料理することも、その工夫も、ゆっくり食べることも、片付けることも、めんどうだなと思う日もありますが、基本的には楽しんでいます。どんなに忙しくても、1日のうち、1食は、家族で食卓を囲みたいなと思われてるご家庭も多いかと思います。飛行機で3時間で着く、お隣、島国の台湾、ですが、こんなにも食文化が違うのですね。

 

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台湾の在来野菜のこと、そして、種のことについては、もちろん危機感を持っていて、意識のある方もいらっしゃいました。だけれども、今はまだ、感じているだけで、まわりにそういった価値観の方がいるか、というと、そうではない、とおっしゃっていました。そして、今後、こういった発信が重要になることは感じているけれど、どう発信していいのかがわからなかった、ともおっしゃっていました。今回の私たちの展示をみて、刺激をもらった!と言われ、とても嬉しかったです。

 

やっぱり、台湾の方は言います。

 

「私たちはいつだって、台湾料理を食べたい!」

 

これは、ほとんどの方がそうおっしゃっていて、日本人で言うと、

「私たちはいつだって、和食が食べたい!」

ということになるんですけど。

 

私たち日本人も、白飯が好きで、たまごがけごはんとかそういう質素でしみじみ地味に美味しいものはもっと好きで、みそ汁の偉大さもわかり、梅干しの酸っぱさには多大なるリスペクト!です。でも、台湾料理を食べたい!という、台湾の方のそのエネルギーとは、温度差があります。

どういうことかというと、日本では、外食するとなれば、いろんな国の料理を食べます。街へでかければ、イタリアン、フレンチ、和食、インド料理など、本当に多種多様な中から「食事を選び」ますが、台湾では、そういったレストランはかなり探さないと、見当たりません。あるのは、屋台!と、やっぱり台湾料理店、なのです。

 

いつだって、食べたい、から、屋台や台湾料理のお店が多く、外食のレストランが少ない、のですね。

 

これは、本当に興味深くて、次にレポートしようと思っている、市場にもつながっていきます。

 

それにしても。

台湾料理の大衆食堂って、美味しくてそのエネルギーがすごいです。みんな、食べたい!美味しい!話したい!という欲求に忠実な、時間。いわゆる、日本のチェーン店の居酒屋とは違いますから、「大衆」「居酒屋」の意味も少し変わってきます。その、よさ、というところで言うと、日本にももっと大衆居酒屋があればいいのになぁ、と思ったりもして。

そうか、赤提灯の居酒屋とかになるのかなぁと思いつつ。

 

そういえば。

赤提灯で過ごす時間は、大学よりも素晴らしかったなぁ。赤提灯大学、とか言っていたのは、野菜の師匠だったなぁと、思い出しつつ。

Text : warmerwarmer

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