• 活動レポート
  • 2014/1/29 01:06:43

【Piece Seed Project】

1/25,26、以前から告知をしておりました「冬の種市」を吉祥寺にて開催いたしました。オーガニックベースの奥津爾さんと一緒に種市を育てて、今回3回目。ゲストの皆様や来場者の皆様のおかげで素晴らしい時間を作ることができましたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。またそのご報告はあらためて。

今回、warmerwarmerは、この種市でPiece Seed Projectを発信いたしました。

PIECE SEED PROJECT

Piece Seed Project

これは47都道府県の在来・固定種のお野菜を記載したカードです。さまざまなデータを集め、検証し、その地方に残る野菜を調べていきました。

本来、在来・古来種野菜といわれるものは品種や植物学的な分類においては、もちろん何十万種あると言われており、私たちも実際に把握しておりませんが、「日本には沢山の種類の100種類以上の大根があるんだよ!」ということを、とにかく多くの人に伝えたかった。そして、自分たちが大切に思っている街に、こっそりと息づいている野菜達に思いを馳せてほしかったのです。

よくご存知の方がご覧になったら、簡易的かもしれませんが、種がどうして大切なんだろう?とか、これから知りたい!と、ほんの少しでも「種」という存在が気になりはじめた方々の知るきっかけのひとつになれば、と思っています。

各都道府県のデータを収集している際に新たに気づいたことも沢山ありました。

掲示板(本文用)

せっかくですので、今回は、鳥取県と佐賀県についてご紹介します。

鳥取県の古来種の野菜は『板井原大根、らくだ、三宝トウガラシ、伯州ねぎ』と言われています。らくだ、って何でしょう。

らくだ、とは、らっきょうの代表的な品種(在来種)です。鳥取といえば鳥取砂丘。砂丘をイメージさせる名前ですね。そして鳥取県の野菜で、生産量が全国ベスト10に入る作物は、スイカ、らっきょう、長芋、ネギ。

鳥取県の砂丘地帯は3つに分類され、東部砂丘はらっきょう、中部砂丘はらっきょうと長芋、西部砂丘は白ネギとそれぞれに作物が分かれて栽培されています。先人が古い時代に砂丘を農地として育てるにはあまりにも苦労が多かったんじゃないかと、想像できますよね。古来から続く野菜を知る、ということは、先人の苦労を知ることでもあるんだなと感じます。

かわって、佐賀県の古来種の野菜は『桐岡茄子、青縞瓜、女山だいこん』

女山大根は、江戸時代からこの場所で代々受け継がれてきた野菜です。女山(標高685m)一体にその栽培が広がったため、この名前がついたと言われています。昭和初期頃、みかん園に転換される畑が多く、また、収穫の際に引き抜きしやすい小型の大根が一般的になったため、栽培農家は減ってしまいました。品種改良などはおこなっていないが、自家採種による自然交雑のため、さまざまな形や色をしていることが多く、市場には並びづらい大根です。

女山大根だけの話ではないのですが、多種多様なお野菜たちが、私たちの食卓から消えようとしていることを、多くの方に知ってほしいなと思います。

このカードはまだひとつの断片、かけら、でしかありません。これからもっとみなさんの地元の伝統野菜・古来種野菜をひとつひとつ加えていきます。

固定種カード(本文+アイキャッチ用)

47都道府県の在来・固定種のお野菜を記載した “Piece Seed” カード

「こんな野菜があるよ!」という情報がありましたら、ぜひお知らせください。

みなさんとこのカードを育て、発信して、語りつなげながら消えゆきそうな野菜たちを守れたらとても嬉しく思います。

 みなさんの住んでいる街、うまれた街、大切な人の故郷の街。

それぞれにある、種の命がずっと続いてきている野菜たち。

もしどこかでこの野菜たちに出逢えたら、ぜひ味わってみてくださいね。

http://www.organic-base.com/topic/tane/

http://warmerwarmer.net

http://www.organic-base.com

Text : warmerwarmer

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