• キッチン
  • 2017/2/21 05:00:13

「不思議の国のアリス」に出てくる料理を作ってみました。②

半年ほど前に、本屋さんで懐かしい本を買いました。

『アリスの国の不思議なお料理』

『アリスの国の不思議なお料理』

ジョン・フィッシャー著/開高道子訳/河出書房新社刊『アリスの国の不思議なお料理』と言う本です。

2015年は、この本の元となったルイス・キャロルの永遠の名著『不思議の国のアリス』の原作が刊行されてから150周年にあたり、その記念として復刊されたものです。
ご存知の通り「不思議の国のアリス」は幻想的な児童文学の金字塔です。その中に出てくる料理も一見奇想天外な名前がつけられています。

『アリスの国の不思議なお料理』は、そこに描かれた料理やお菓子をレシピ化しようという面白い発想の本です。40年ほど前にある雑誌に書評を書いたのですが、料理についても幾つかを取り上げ感想を書いた記憶があります。読者の皆さんも「作ってみましょう!」と書いた事は覚えていますが、自分で作った記憶はありません。(笑)

前回の記事では"卵のココット「やさしいアリス」風"を作ってみました。

http://magazine.shokuikuclub.jp/review/20160628_050032/

今回は「吸取り紙プディング」を作ってみます。

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レシピは以下のとおりです。

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材料は、どこのご家庭でも普通に揃うものばかりです。ナツメッグは市販のパウダーを使いました。

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お米を研いでから一旦ざるに上げて乾かします。乾いたら焼き皿の底に散らせます。

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砂糖を振って、レモンの皮をひとかけら。

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牛乳を注ぎ入れます。570ccの牛乳は結構多めの量です。今回は焼き皿に大きめのパイロセラムを用意しました。

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牛乳が落ち着いたら、バターをひと塊りとナツメッグを少々。

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オーブンは150℃と比較的低温にセットします。2〜3時間かけてゆっくりと焼くように指示されています。

2時間ほどで表面に焼き色がつき、ぷーっと膨らんできます。香ばしい香りがしてきました。

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これ以上焼くと焦げてしまいそうなので、2時間半でオーブンから取り出します。表面の薄皮が美味しそうです。中はまだ牛乳分が多く残った状態で、ちょっと早かったかな?という感じです。

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上出来です。

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少し冷めると、お米が牛乳を吸って落ち着いてきました。甘いドリアのような素敵な食感の美味しい料理でした。きっと表面に張った膜が"吸取紙"なのでしょね?

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著者のジョン・フィッシャーは英国BBC放送で放送作家・番組制作に携わった方のようですが、ルイス・キャロルの意図を上手に解釈して見事なレシピ本にしています。他にも「不思議の国のアリス」に出てくる魔法の数々を解説した本を書いています。

さて、次回はどの料理を作ってみましょうか?楽しみです。

Text : tohru

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