• 健康
  • 2014/7/4 05:00:21

Google Fitが今年の秋に登場予定。デバイスやアプリを越える健康管理プラットフォームを提供。

先月の6/13のエントリー「Appleが新サービス「Health」を発表。果たして健康革命となるか」で、Appleがあらたにヘルスケア事業に参入し健康革命をおこそうとしていると書きましたが、2週間後の6/23にGoogleの開発者イベント「I/O」であらたなサービス「Google Fit」がスタートすることが発表されました。

GoogleFitの最大の特徴は、複数のメーカーから心拍数や睡眠時間などを計測できるスマートウォッチなどが発売されていますが、これまでは異なるメーカー同士でデータのやりとりには、同じAPIとSDKが必要です。これらのバラバラになっているデータをGoogleのプラットフォームで集約することで、健康状態をより把握しやすくなることがあります。

I/Oの会場でGoogleFitの説明にあたったのは、エリー・パワーズ。GooglePlayのプロダクトマネージャーです。

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GoolgePlayが、あらたなテストプラットフォームをリリースすると説明した後に、あたらしい取り組みとして発表したのが「Google Fit Platform」。会場からどよめきと歓声があがります。Appleを念頭においていれば声をあげずにはいられない発表ですよね。

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Google Fitは、さまざまなアプリやスマートフォン、またウェアラブルデバイスからデータを集めて一括して管理できるプラットフォームです。

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例えばダイエットコーチのアプリケーション「Noom」に、他のアプリやウェアラブルデバイスから集計したユーザーの健康データを提供することができます。

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複数のメーカーからリリースされているウェアラブルデバイスやスマートフォンから集まった情報をGoogleFitのプラットフォーム上に集約することで、ユーザーにとって何が必要かを適切に提供できるようになります。

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「Noom」はもとよりNikeの「Fuel」や「Running」などとも連携することができます。

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そして、すでにさまざまなデバイスメーカーやサービスプロバイダーとのパートナーシップが決まっています。

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SDKは数週間以内に提供されるということ。

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I/O全体では2時間半以上に及んでいましたが、このうちGoogleFitにあてられたプレゼンテーションは約5分でした。きわめてさらりとした発表でしたが、メーカーの垣根をこえるプラットフォームの提供というGoogleらしい刺激的なサービスとなりそうです。

Goole I/Oのウェブページからリンクが貼られており、すでにGoogleFitのサイトが立ち上がっていました。

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Googleはデベロッパーがスマートなアプリケーションを開発し、メーカーが新しいデバイスの作成に集中できるようなプラットフォームを提供するとのこと。

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「Comming Soon」となっています。主な特徴は三つ。<センサーの検出>アプリケーションやセンサーAPIを使用したデバイスから利用可能なデータソースに簡単に接続できるようになっていること。<活動データへの接続>記録APIを利用して必要なアプリケーションとデバイスを接続します。<支援者が履歴を追跡>履歴APIを使用して、過去の履歴データを追跡することできる。

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何百万ものユーザーを抱えているデバイスやアプリケーションのパートナーとともに生態系を構築します。

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GoogleFitのSDKは2014年秋に利用できるようになります。GoogleFitの情報をご希望の場合は、登録を行なってSDK提供時に通知を受けることができます。

ということで、さっそく登録してみました。これまで確かにiPhoneのフィットネスアプリを使っていて、メーカーを横断して情報を扱うことはできずに面倒で、かつ偏ったものを感じていたのですが、GoogleFitはメーカー間やデベロッパー間の垣根をこえたプラットフォームを提供することで、必要な情報をより正確にかつ簡単に取得することができるようになりそうです。

パートナーとなっているメーカーやデベロッパーを見ると、iPhoneにサービスを提供しているところも少なくないですから、そうとなればGoogleとAppleの垣根もこえらえてしまうのでしょうか。それならもっとも理想なのですが。さて現実はどうなるか、目が離せません。

いずれにしてもGoogleがふたたびヘルスケアのマーケットに参入してくるとなると、ますます加熱してきそうですね。これによって健康な人がどんどん増えていくのかも注目です。

Text : motokiyo

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