• 健康
  • 2014/6/13 05:00:43

Appleが新サービス「Health」を発表。果たして健康革命となるか

2014年6月4日に開催された「Apple Special Event. June 2, 2014.」でiOSに新サービス「Health」を搭載することを発表しました。「健康革命がはじまるかもしれない」とアップルはアピールしているが果たしてどうなるでしょうか。

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というのも、AppleにさきがけてGoogleでは2006年にGoogle Healthの開発に着手。2008年には1600人のテストユーザーによってβサービスをスタート。2ヶ月後に正式にサービスをリリースするも2011年にはサービス終了宣言し、翌2012年1月2日に看板をおろしているのです。

ちなみにGoogleHealthはGoogleならではの利用は無料でした。また利用者にすべての情報を入力させるのではなく、病院等と提携して利用者をとりまく医療・健康の関連施設から情報提携をとりつけるなど、かなり周到なプランのサービスでした。それにも関わらず4年の努力の末に終了させたサービス、それがHealthだったのです。

サービス終了にあたって、その理由をGoogleは「多くの関心を集めることができなかった」としています。

さてMicrosoftも、実は健康管理サービスをリリースしています。その名も「Health Vault」。マイクロソフト社のデバイスから収集した健康管理の情報を一元管理。医療機関と利用者の対話のプラットフォームとして、また個人はもとより家族間での健康管理にもなるとしています。2014年6月時点での提携アプリは148本。関連測定器は歩数計から血圧計、体重計をはじめとしてアイテムは238種類にも及びます。とはいえ、認知度はまだまだこれからのようです。

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今回、AppleがHealthで開始するサービスはマイクロソフトのサービスとかなり近いもののようです。内容としてはユーザーの健康に関する情報を継続的かつ一元的に管理しわかりやすくチェックできるようにする機能。もちろんウェアラブルデバイスやアプリと連携し、心拍数や血糖値、体温、血圧、消費カロリー、睡眠時間などを記録してひとつのアプリケーションで一覧できるようにし、ユーザーがのぞめばソーシャルにも接続できるようになっているようです。

またサードパーティーは開発者用の「HealthKit」を使うことでアプリや機器が開発できます。

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Healthは、長く使えば使うほどにユーザーの健康管理に必要なログが保存されていき、医療においてはより精度の高い診察に結びついたり、またフィットネス関連施設などでも運動や健康管理のアドバイスを的確に行えるようになる可能性を持っています。このほか「Health」には、飲んでいる薬やアレルギーの有無、過去にかかった病気、持病、連絡先などを記録しておく機能もあり、緊急時にiOSのロック画面からでもアクセスができるようになっているそうです。

かなり魅力的なサービスのようですが、Googleの踏んだ轍−−−つまり「ユーザーの関心を集めること」−−−については、Appleなりの回答を提示しているようには見えませんでした。Appleの新サービスは人間の怠惰を乗り越えて健康革命を起こすことができるのか。期待をもってリリースを待ちたいです。

関連サイト:

Apple Special Event http://www.apple.com/apple-events/june-2014/

iOS8 Health http://www.apple.com/ios/ios8/health/

GoogleHealth(Wikipedia)http://ja.wikipedia.org/wiki/Google_Health

Microsoft Health Vault https://www.healthvault.com/us/ja

Text : motokiyo

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