• 食事情
  • 2017/5/31 05:00:30

Ashrafさんのご当地ビーグル偏愛録(第50回:愛知県瀬戸市)

こんにちは! Ashrafです。

愛知県の北東部に位置する、瀬戸市にやって来ました。「セトモノ」という言葉があるくらいですから、陶器の街なのだということは言わずと知れています。しかし、セトモノだけではないのです。ご当地グルメにもかなり力が入っている街なのです。

訪れたのは、国道からちょっと外れたところにある道の駅「瀬戸しなの」。石積みの煙突が、陶器の街らしさをアピールしています。駐車場を挟んで両側に施設があり、西側には陶器の即売店とレストラン・コンビニ、東側には一般的な土産物などを販売する店舗と軽食コーナーがあります。実はこの前日に美濃焼の即売店にも立ち寄っているのですが、「セトモノ」の方がだいぶ高価ですね。陶器を買うことを目的に行かないと、なかなか財布の紐が開かない価格帯です。

茶色の瓦屋根にアーチを描く窓。どことなく地中海を連想させる建物

茶色の瓦屋根にアーチを描く窓。どことなく地中海を連想させる建物

一方、一般的な土産物を扱う店舗では、「瀬戸豚」がクローズアップされていました。瀬戸豚は、瀬戸市品野地区のブランド豚。比較的廉価でありながら締まった歯ごたえと強い旨味が楽しめることから、飲食店などの間でも関心が高まっています。そういえば、以前に新城市の道の駅を訪れた時にも、奥三河フランクが人気を集めていました。愛知県東部は、豚の肥育が盛んなのですね。

精肉のほか、加工品も充実している

精肉だけでなく、加工品も充実の品揃え

安くて旨いとなれば当然、軽食コーナー「せとめし食堂」にも瀬戸豚を使ったメニューがたくさんあります。瀬戸豚の肉と煮汁を使った瀬戸焼そばに興味を惹かれましたが、残念ながらこのメニューは11時からの販売(訪問は10時前)。朝から注文できる瀬戸豚コロッケバーガーと瀬戸豚ドッグをいただくことにしました。ちなみに他のお客さんは、ほぼ全員がモーニングセットを注文していました。豪華なモーニングを出す喫茶店が多い名古屋の影響力が、ここ瀬戸市にも及んでいるようです。

セルフサービス形式の簡素な食堂

セルフサービス形式の簡素な食堂

まずは、瀬戸豚コロッケバーガーから。見た目は、とてもシンプルです。フワフワした軽い食感のバンズに千切りキャベツを敷き、瀬戸豚のミンチ肉を25%使用したコロッケを乗せ、サウザンアイランドドレッシングのような酸味のあるソースで仕上げています。ジャガイモの味がとても濃く、コロッケとしてとても美味しいものでした。瀬戸豚と一般的な豚肉の違いはよく分かりませんでしたが、ジャガイモとよく馴染んで、芋の旨味を引き出しているような印象でした。中濃ソースではなく酸味の強いソースをかけているのも個性的。

お手頃価格なので、気軽に試せる

お手頃価格なので、気軽に試せる

恒例の、バンズオープン! 具材はコロッケとキャベツだけ。いたってシンプルだ

恒例の、バンズオープン! 具材はコロッケとキャベツだけ。いたってシンプル

一方の瀬戸豚ドッグは、瀬戸豚を使った歯ごたえの強いソーセージを、米粉を使ったモチモチ食感のパンに、水菜と一緒に挟み込んだもの。パンもソーセージも歯ごたえが強く、水菜もまたシャキシャキと歯に触ります。ソーセージの旨味も濃く、米粉パンには独特な香ばしさもあります。コロッケバーガーも美味しかったのですが、個人的には瀬戸豚ドッグの方が強く印象に残りました。もし食べる順番が逆だったら、コロッケバーガーはほとんど印象に残らなかったかもしれません。唯一気になったのは、水菜のカットの大きさでしょうか。大きすぎて、またパンに挟まっていると噛み切りにくいので、ずるずると引っ張り出されてしまうのです。大きめカットの方が見た目にはきれいなのですが、食べやすさという点ではもう少し小さく刻んだ方が良いようにも感じました。

パンからはみ出すソーセージと水菜。ケチャップを含めて、彩りも美しい

パンからはみ出すソーセージと水菜。ケチャップを含めて、彩りも美しい

ソーセージの断面。噛み切るときに、テレビCMに使えそうな「パリッ」が出る

ソーセージの断面。噛み切るときに、テレビCMに使えそうな「パリッ」が出る

なお、瀬戸豚コロッケも瀬戸豚ソーセージも、同じ建物内にある土産物店で購入することができます。コロッケは冷凍なので土産には不向きですが、ソーセージは真空パックで販売していますので、土産にも好適です。5本入りで360円と、値段的にもリーズナブル。

食べ終えてひと息つくと、空になった皿に目が留まりました。なかなか感じのいい皿を使っているなぁと思いつつひっくり返してみたら、裏にはしっかりと花押がありました。正真正銘のセトモノだったんですね。「せとめし食堂」で瀬戸豚を使ったメニューを食べれば、ご当地グルメと本場のセトモノを、両方楽しめるわけです。これはなかなか粋な計らいだなと感じました。

色・形・照り。なかなか味わい深い皿

色・柄・形・照り。なかなか味わい深い皿

気に入った皿に出会うと、つい裏を見てしまう

気に入った皿に出会うと、つい裏を見てしまう癖が。裏は素焼きの状態だった

なお、道の駅から名鉄尾張瀬戸駅方面へ歩いていくと、山を切り崩した採土場があり、その麓に作家さんの窯が建ち並んでいます。どこにでもありそうな住宅地のいたるところから石積みの煙突が突き上がっていて、ちょっと不思議な光景が広がっています。時間に余裕があるなら、少し付近を歩いてみるのも面白いと思います。

 

☆☆お店データ☆☆

「せとめし食堂」

  •  名鉄瀬戸線尾張瀬戸駅から徒歩30分(道の駅「瀬戸しなの」内)
  •  定休日/年末年始
  •  営業時間/8:30~15:30(土日祝は16:30。メニューにより扱い時間が異なる)
  •  主なメニュー/瀬戸豚コロッケバーガー300円、瀬戸豚ドッグ350円、瀬戸焼そば(並)430円

Text : ashraf

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