• 食事情
  • 2017/5/27 05:00:42

ああ、納豆甲子園!第20回 東京都予選(その16)

全国の納豆を集め、そこから最も ”納豆らしい納豆” を決める試み、「納豆甲子園」を誰に断ることなくやっております。ここでいう納豆らしいとは、以下の3つの要素。

D値:ダサ度(4点満点) 郷愁の度合い。ネーミングやジャケット(パッケージ)のそれらしさの評価。

K値:クサ度(3点満点)風味の度合い。納豆臭さ、香りの強さの評価。

N値:ネバ度(3点満点)菌の元気度。粘りの強さ、糸の数と密度の評価。

つまり、最も洗練されていない、垢抜けない納豆のことで、最もおいしいではありませんのでご注意を。詳しくはこちらをご覧ください。

連載第1回 http://magazine.shokuikuclub.jp/food/20161105_114005/

【東京のさらにはずれの納豆】
前回に引き続き、西の大手の保谷納豆のご紹介です。しかも今回は前回に続き変化球。変化も次第に大きくなります。

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【46番 燻製風味香味納豆 保谷納豆(東村山市青葉町)】

またタレを変えてきた商品ですが、これは燻製。形あるものを燻製するのはよくありますが、液体を燻製したところが先ず凄い。何種類もの明朝体が押し寄せるジャケットにその凄さが現れています。暖色のグラデーションでその熱さみたいなものを感じますが、もっと煙やチップの感じを出しても良かったかもと思いました。
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納豆自体は豆がやわらかくふっくら。それだけでも充分美味しいですが、そのタレを入れてみると、期待以上に燻製ではないきがしますが、そう言われれば燻製?くらいか。納豆のタレとしてはこれくらいでないと難しいのかもしれません。それでも知らないで食べたら驚くと思うので是非お試しください。

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D2 K1 N1 合計4

【47番 子供納豆 保谷納豆(東村山市青葉町)】

大きい会社はどこでも出してるキッズむけ。子供はリアルなものが苦手なので、こういう可愛い仮面で慣れてもらう工夫は大事だと思います。今までもここだけ登場する色々なキャラクターを見てきましたが、ここでは「らびっこ」。かわいいうさぎちゃんなのですが、もっと攻めても良かったと感じます。とはいえ、安心や無添加を前に出してるのはキッズ納豆として正しい方向と思いました。

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納豆自体は46番と同じかも。
注目はジュレのようなタレ。かなり甘めな不思議な味。砂糖の甘さではなく、西の和食のタレの甘さか?よって大人でも全然美味しく食べれるもの。
ジュレ状なので糸もおさえられ、子供というよりは納豆が苦手な人全般に良いのではないか。

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D2 K1 N1 合計4

【48番 ふりかけ納豆 保谷納豆(東村山市青葉町)】

こちらのメーカーは納豆を加工して納豆以外の商品に展開することに意欲的。
http://www.hoya-nattou.co.jp/product/040/
その中でひとつ選んでみたのがふりかけ。他の商品はどれも程よく垢抜けなかったりパンチが効いてるのに、これをこうすっきりさせてしまったのはなぜか。蓋を茶色にするとか、納豆の粒のボコボコのグリップを瓶にレリーフで入れるとか、もっと手段はあったはず。
おそらくこれは納豆が嫌いな人にも取り入ろうとツメを隠したデザインなのではないか。そうであればそれは不正解で、納豆が苦手な人が納豆と気付かずうっかり買うこと事などなく、それよりは納豆の美味しさと面白さを全面にアピールしてシャレで手に取ってもらうようにしたほうが層は広がるはず。是非再考を願いたく初めて納豆以外を載せてみました。

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ミル?された納豆は意外に粗挽きで粒が大きく、噛めばサクッとした後に納豆に戻るように香りとねばりが。大目の薬味も香ばしく複雑だが、それにも負けない納豆の存在感があり、やはりもっと違うジャケットを望む。

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D0 K0 N2 合計2

Text : masaei

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