• 食事情
  • 2017/3/22 05:00:44

これなら街のきれいが維持できそう。ゴミを地下にしまってあとから回収するスイスのシステム

スイスで導入されているゴミ収集システムが「氷山の一角」みたいに一部を地表に、ゴミ収納本体を地面に埋める仕組みで見事に景観を守っていて、なおかつメンテナンスもしやすそう。地下共同溝整備の進む日本の都市でも導入したらいいなという話しです。

iceberg with above and underwater view taken in greenland

iceberg with above and underwater view taken in greenland

1991年(平成3)4月に「再生資源の利用の促進に関する法律」いわゆる「リサイクル法」、さらに4年後の1995(平成7)6月には再生資源として利用可能な容器包装のリサイクルを促進するための「容器包装の分別収集及び再商品化の促進等に関する法律」いわゆる「容器包装リサイクル法」が制定され、例えば東京の場合、昭和62年の4490824トンに及ぶゴミは3924952トンにまで縮小傾向にあります。

東京都清掃事業100年史

出典:東京都清掃事業100年史

とはいえ、暮らしていて気になるのはゴミ収集日に通り沿いに一里塚のように積み上げられるゴミ袋の山。中にはカラスに荒らされてゴミ袋が破れて中身が道路上に散らかってしまっていたり、場合によって悪臭を放っている場合も。これは程度の差こそあれ、世界中、比較的どこでも起きていることのようですが、なかなかスッキリ解決できるソリューションが開発されていないようです。

そんな中、スイスで導入されているシステムはゴミを地下に収納して美しい景観を維持しています。開発しているのはスイスはチューリッヒのバーホーンにある「Villiger(ビリガー)」です。20年にわたって持続可能的な廃棄処理システムを開発・運営してきている企業です。

さて運用の流れとしては以下のような感じです。

まずは道路に面したシューターにゴミを収納します。足で蓋を開けて放り込むだけでシンプルですね。

するとトラックがやってきて、上部のクレーンらしきアームが登場します。

アームがゴミ箱を持ち上げると、なんと地下に大きな本体が収納されていました。パッカー車の上部まで持ち上げると

底面が開いて中のゴミがパッカー車に落ちるという仕組みです。あとは逆の手順でゴミ箱を地下に戻すだけ。これならカラスに荒らされる心配も悪臭に悩まされることもなければ、ゴミ収集日に溢れかえったゴミが道路を占領するということも回避できそうです。ちなみにこれらはすでにスイスで導入・運営されている事例なのです。以下は家庭向けの流れになっていますが基本構造は同じです。

市街地でも、また観光エリアなどでゴミの山をなるべく観光客の目に止めたくはないけれど、ゴミ回収を頻繁にはできないような場所などでは便利そうな仕組みです。いかにゴミをスマートに回収しリサイクル化できるか、まだまだできることはありそうです。

以下の8分の動画には導入からメンテナンス、また規模などでどういった展開ができるかなどがコンパクトにまとまっています。


Villiger(ビリガー)
http://www.villiger.com/home-en.html

Text : motokiyo

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