• 食事情
  • 2017/3/18 05:00:36

ああ、納豆甲子園! 第12回 東京都予選 (その8)

世界中の納豆ファンのみなさま、こんにちは!逆にきらいな方にはごめんなさい。
日本中の納豆を集めて最も「納豆らしい納豆」を決める納豆甲子園を誰に断ることなくやっております。ここでいう納豆らしいとは、
ダサさ(郷愁を誘う)、クサさ(風味がある)、ネバり(菌が元気)
つまり、最も洗練されていない、垢抜けない納豆のこと。最もおいしいではありません。
詳しくはこちらをご覧ください。
連載第1回 http://magazine.shokuikuclub.jp/food/20161105_114005/
【東京のはずれの納豆】
前回に引き続き、青梅市の菅谷食品2回目です。

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【22番 大江戸せいろ蒸し(黒豆) 菅谷食品(青梅市友田町)】
前回と同じフォーマットでの黒豆。といって黒にするのではなく紺色。その訳はあけてわかるのだが、豆が紫というか、こってりした不思議な色で、とても食欲をそそる。それを表現したのでしょう。

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豆が大きく、その糸も太く、存在感たっぷり。他とは違う甘い香りは黒豆ならでは。
食べてみるとその見た目とは違って、さっぱりしたかんじ。ふっくらして食感が良い。

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採点
ダサ度(郷愁を誘う)1 ネーミングやジャケット(パッケージ)のそれらしさ(4点満点)
クサ度(風味がある)1 納豆臭さ、香りの強さ(3点満点)
ネバ度(菌が元気)2 粘りの強さ、糸の数と密度(3点満点)
合計 5点

【23番 大江戸せいろ蒸し(ひきわり) 菅谷食品(青梅市友田町)】

同じフォーマットのひきわり。こちらは茶色になっております。「ひ」と「わ」」を大きくしたりなど、工夫がされてある。

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フワフワで柔らかく、かき混ぜる箸に抵抗はゼロ。納豆というより、ペースト。糸もとてもやわらかい。優しい味で、ごはんにかけるよりは、ソースとかタレにつかえそうな不思議な納豆。

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採点
ダサ度(郷愁を誘う)1、クサ度(風味がある)0、ネバ度(菌が元気)1、 合計 2点

【24番 雪こつぶ(カップ) 菅谷食品(青梅市友田町)】

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秋田に雪の中で発酵させる雪納豆、という幻の納豆があるらしいが、これはおそらく、雪のように小さくてはかない、みたいな意味だと思う。限定品、とあるが、この季節のものなのかもしれない。片隅には可愛い双子の納豆のようなキャラクターがあり、よく見ると「豆」の字になったもの。可愛らしい、秋田の冬を感じさせるような、と思ったら東京の納豆なのだ。うまいこと郷愁感が出てるのではないだろうか。

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かき混ぜてみるとそのしっかりした糸の抵抗に驚く。膜もきれいに張り、豆も固めで噛みごたえがあり、雪のようにはかないわけではない、雪の下で春をじっと待ってるような、生命力あふれる納豆。

採点
ダサ度(郷愁を誘う)2、クサ度(風味がある)1、ネバ度(菌が元気)2、 合計 5点

次回も菅谷食品をお届けします。

Text : masaei

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