• 食事情
  • 2017/2/28 05:00:40

Ashrafさんのご当地ビーグル偏愛録(第44回:大阪府枚方市)

こんにちは! Ashrafです。

ご当地麺を求めてやってきたのは、大阪府枚方市。実は私、はるか昔のことですが、どういうわけかここはラーメンの街だと思っていました。どうも、枚方(ひらかた)と読み方が似ている喜多方(きたかた)につられてしまっていたようです。実際に街を歩くと、ラーメン店もありますが、それ以上にたこ焼き店やお好み焼き店が多い印象です。

そんな枚方市でご当地グルメとして名を馳せているのが、「枚方塩こんぶ焼きそば」です。塩こんぶと言えば、「塩こん部長」でおなじみの「くらこん」。東京のスーパーなどでも、頻繁に「くらこんの塩こんぶ」を見かけます。実はこれらの商品を製造している株式会社くらこんの本社が、ここ枚方市にあるのです。地元企業の製品を使ってご当地グルメを開発・発信すれば、販売する飲食店だけでなく地元企業も潤い、街の税収が増えて最終的には地域全体が潤うことになります。そこで、枚方市北部に位置する樟葉宮表参道商店街が株式会社くらこんに呼びかける形でコラボし、ご当地グルメとしての「枚方塩こんぶ焼きそば」が開発されたのです。

この幟が目印

この幟が目印

その特徴は、ソースではなく「くらこんの塩こんぶ」を使って味付けをするということ。昆布の旨味が加わることで、一般的な塩焼きそばよりもコクがあり、まろやかな味わいに仕上がるのだそうです。

今回いただいたのは、樟葉駅から北へ10分ほど歩いたところにある、「あじさい」。たこ焼き・お好み焼き・焼きそばなどを扱う、いわゆる「粉モノ屋」です。ちょっと込み入っていて分かりにくい場所。路地向かいに「ナカガワ」というスーパーマーケットがありますので、地図を頼りに行く場合には「ナカガワ」を目指して。

店内席は、4人卓×2。漫画がたくさん置いてあるので、待ち時間は苦にならない

店内席は、4人卓×2。漫画がたくさん置いてあるので、待ち時間は苦にならない

お目当ての「塩こんぶやきそば」に限らず、全品、店内で食べることも、テイクアウトすることもできます。今回はちょうど昼時の訪問で、ひとりでの店内食は落ち着かないだろうと考え、テイクアウトして近くの公園のベンチでいただきました。注文を受けてから鉄板で炒めていきますので、出来上がるまでに10分ほどかかりました(ついでにたこ焼きもテイクアウトしました)。

では、いただきましょう。

なかなかのボリューム感。麺は中太で、もっちりした食感

なかなかのボリューム感。麺は中太で、もっちり食感

具材は、エビ、イカ、キャベツ、青ネギ、そして「くらこんの塩こんぶ」。仕上げに、炒りゴマを散らしてあります。味覚的に、最前面で激しく踊っていたのは、意外にも青ネギでした。昆布は、どちらかというとバックダンサーです。はっきりと「昆布の味がする」というのではなく、全体をほんわりと包んでいるような印象。塩だれのシャープな切れ味を昆布でやさしく包み込むことで、まろやかで丸みのある味わいに仕上げていました。

「くらこんの塩こんぶ」も、たくさん入っています

「くらこんの塩こんぶ」も、たくさん入っています

海鮮食材との相性も良いですね。市内で提供される塩こんぶ焼きそばには、豚肉ではなく鶏肉を使うことが多いそうですが、「あじさい」の塩こんぶやきそばには豚肉も鶏肉も入っていませんでした。それでも、エビとイカが十分な旨味と食感を演出します。敢えて肉を使うとすれば、私は鶏肉よりも豚肉の方が合うのではないかと感じたのですが、どうでしょうか。

なお、たこ焼きは、味付けをソース(&マヨネーズ)・醤油・ポン酢から選択できます。食べ慣れたソースを選択。外はカリッと、中はトロッとしたタイプで、こちらも青ネギの香りがよく利いていました。マヨネーズが強すぎないのがいいですね。

6玉で270円。以降、2玉追加につき90円増し

メニュー名は「大玉たこやき」。6玉270円。以降、2玉追加につき90円増し

塩こんぶ焼きそばは、料理サイトや株式会社くらこんのホームページなどでも紹介されています。これなら私でも作れそうだなと思い、実際に作ってみました。各サイトに記載されているレシピは完全無視して、記憶と勘で「あじさい」の塩こんぶやきそばの再現を目指します。

材料は、蒸し中華麺2玉、ミックスもやし(カット)100グラム、ミックスシーフード100グラム、くらこんの塩こんぶ20グラム。あとは、サラダ油と食塩を適宜。

第1回の試作品は、やや失敗。改良して、またトライします

第1回の試作品は、やや失敗。改良して、またトライします

結果的に、それなりのものはできたのですが、どうも味に深みが出ません。「あじさい」では、塩こんぶのほかに独自の塩だれを加えて味を調えているようで、一般的な食塩では代用が利きませんでした。ちなみに、味付けを塩こんぶだけでやろうとすると、かなり薄味のものになります。食塩ではなく塩味の「焼肉のたれ」を使えば旨味が出そうに思いますが、逆に昆布の風味が隠れてしまうでしょうか。それなら、藻塩はどうでしょうか。いろいろと工夫して、また作ってみようと思います。

 

☆☆お店データ☆☆

「あじさい」

  •  京阪電鉄本線樟葉駅徒歩10分
  •  定休日/月曜
  •  営業時間/11:00~21:00
  •  主なメニュー/塩こんぶやきそば630円、大玉たこやき(6個)270円、お好み焼き各種430円~

Text : ashraf

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