• 食事情
  • 2017/1/29 05:00:32

鹿児島県の在来野菜 国分大根と開聞岳大根(松原田だいこん)

鹿児島から、とても存在感のある、2種類の在来野菜が届きました。

まず、ひとつめは「国分大根」です。どーん!

 

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どーん。

伝わりますでしょうか。大きさももちろんあるのですが、九州の大根!という感じがしますよね。私たちは毎日、種から育った在来のお野菜を触っているのですが、やはり、北の大根と南の大根では、やはり何だか違うのです。うまく説明がつかないのですが、北の大根ですと水分がたっぷりとした繊細なイメージ。南だとみっちり感があって、見た瞬間にオォーっと言ってしまうほどの存在感。

 

kokubu - 2(本文用)

 

鹿児島県の中央部に位置する、国分・隼人地方。古くからこの地域で栽培されてきた大根です。交雑しやすいこと、また、大きさがまちまちなこともあり、現在はほとんど栽培されていないといわれています。

 

そして、ふたつめの大根はこちら。

開聞岳大根(かいもんだけ)です。どーん。

 

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開聞岳(かいもんだけ)とは、鹿児島県の薩摩半島に位置する火山。924メートルなんだそうです。とても美しい円錐形のをしていることから「薩摩富士」とも呼ばれています。この開聞岳のある地域で栽培されていた在来の大根。別名、「松原田大根」とも言われています。

 

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圧倒的な存在感。ですが、実際に調理してみると、やわらかく、馴染みのある味。その多くは切り干し大根になります。身の中央はゆるやかにふくらんだかたち。成長するとそれぞれに個体差があり、重さは5~8kg、大きさは20kg程度にまで成長するものもあるようです。

 

実はどちらの大根もとてもよく似ています。

見た目もその味も。

ですが、別々の地域の中で名前をつけて、大切に育てられてきた。

名前のついた野菜、というのは、いいですね。

在来種ならではの、思いを馳せる時間を持つことができますから。

Text : warmerwarmer

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