• 食事情
  • 2017/1/28 05:00:40

ああ、納豆甲子園! 第8回 東京都予選 (その4)

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世界中の納豆ファンのみなさま、こんにちは!逆にきらいな方にはごめんなさい。
日本中の納豆を集めて最も「納豆らしい納豆」を決める納豆甲子園を誰に断ることなくやっております。ここでいう納豆らしいとは、
ダサさ(郷愁を誘う)、クサさ(風味がある)、ネバり(菌が元気)
つまり、最も洗練されていない、垢抜けない納豆のこと。最もおいしいではありません。
詳しくはこちらをご覧ください。
連載第1回 http://magazine.shokuikuclub.jp/food/20161105_114005/

【下町の納豆3】
前回に引き続き墨田区の大平納豆。こちらは本当に商品数が多いのであと数回続きますが、それぞれ個性があるので充分に、もつ!と思われます。お楽しみにお待ち下さい。

【10番 水戸納豆(小粒)大平納豆(墨田区大平)】

下町、というブランディングで納得しかけたところに水戸!
そこで色々と調べてみると先の東京納豆のように、水戸納豆も水戸で生産された納豆の総称ではなく、小粒大豆の納豆の事のようです。水戸のあたりは小粒大豆がよく栽培され、それで造ったのが水戸納豆というジャンルができたようです。更にそれを電車の開通に伴い駅で売ったことから全国的にメジャーになったものと思われます。

そこを意識してかしないでか、確かに色や文字などあえて野暮ったく操作した感じ。梅は偕楽園を表しているのでしょう。東京で造ってるのに「本場」といれて良いものなのかどうなのか。60年代に黒人のブルースを白人がスッキリとコピーしたように、水戸納豆を江戸の下町が解釈した納豆なのかもしれません。

t13j(本文用)

かき混ぜてみるとフワフワと泡立ち、白濁しました。それでも糸の引きは強くしっかり。豆の旨味も強く、後味のコクもしっかり残りました。
t13b(本文用)

採点
ダサ度(郷愁を誘う)4 ネーミングやジャケット(パッケージ)のそれらしさ(4点満点)
クサ度(風味がある)0 納豆臭さ、香りの強さ(3点満点)
ネバ度(菌が元気)2 粘りの強さ、糸の数と密度(3点満点)
合計 6点

【11番 ひきわり納豆 大平納豆(墨田区大平)】

シリーズ初めてのひきわり納豆。今回初めて知ったのだが、ひきわり納豆は納豆を挽き割ってるのではなく、挽き割った豆を発酵させるものでした。コーヒーとは違いますので、皆さん誤解の無いように。
昭和の大河ドラマのオープニングのバックのような、何故か雅なジャケットの意図はよく分からない。不思議な模様は挽き割りを表してるのだろうか。何かもっと別なアプローチがあったと思う。

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かき混ぜてみるとサラサラととろろの様になり、やはり通常の納豆と全然違う。表面積が増える分、菌が活躍してるのかもしれない。感触が良いし主張しないので色々な料理に合わせられそう。

t14b(本文用)

採点
ダサ度(郷愁を誘う)1、クサ度(風味がある)1、ネバ度(菌が元気)0、 合計 2点

【12番 ひきわり納豆(2パック)大平納豆(墨田区大平)】

おそらく11番と中身は同じもの。ただしこちらはジャケットに文字が多く、先程不明だった情報が明らかに。「ダイヤモンドカット大豆」や「特製こくうまだれ」など大事と思えるコメントが入った。ダイヤモンドカット、とハイテクな技術を説明しながら素朴な石臼のイラストを描いてしまったのは間違いではないだろうか。気持ちはわかるんだけど。でもその突っ込む余地があるのも納豆のデザインとして大事な事と思う。

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味は11番と同じと思われるので割愛します。ただ気になるのは2パックに分けても量は11番のほうが多い事。どんな場面を想定して2種類に分けてるのだろうか。

t15b(本文用)

採点
ダサ度(郷愁を誘う)2、クサ度(風味がある)1、ネバ度(菌が元気)0、 合計 3点
次回は太平納豆の最終回、かなりクセありますのでご期待を。

Text : masaei

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