• 食事情
  • 2016/10/15 05:00:06

Ashrafさんのご当地ビーグル偏愛録(第35回:香川県小豆島町・その2)

こんにちは! Ashrafです。

前々回の投稿で、小豆島へ渡るフェリーのうどんコーナーを紹介しました。今回は、その続きです。小豆島のご当地B級グルメをリポートします。

やって来たのは、島内随一の絶景を満喫できる寒霞渓。ロープウェイ山頂駅前広場の展望台からは、ごつごつとした山肌と瀬戸内海沿いに広がる市街地、さらには瀬戸内海の多島美までをも堪能できます。この日はあいにく霞がかかっていてあまり遠望が利かなかったのですが、スッキリと晴れ渡れば四国本土までをも眼中におさめることができます。

車で行く場合、道中は急坂の連続。運転には細心の注意を

車で行く場合、道中は急坂の連続。運転には細心の注意を

今回の目的は、B級グルメ探訪。景色はほどほどに(ロープウェイに乗ればさらなる絶景を楽しめたはずですが、時間がなく乗りませんでした)、駅前にある出店「山頂駅前フードコート」に向かいます。駅周辺には着席型のレストランもあり、こちらでもオリーブラーメンなどをいただけるのですが、私はどうもこういった露天風の店舗にB級グルメのアンテナが働き、吸い寄せられてしまいます。

ロープウェイ山頂駅。駅舎内には、店舗の類はない

ロープウェイ山頂駅。駅舎内には、飲食店の類はない

店員さん不在のタイミング多し。窓を開けて、大声で呼びかけよう

店員さん不在のタイミング多し。窓を開けて呼びかけよう

食べてみたのは、オリーブ牛コロッケバーガー。オリーブ牛については前々回の投稿で説明しているので、詳しくはそちらを参照ください。ここでは「小豆島産オリーブの残滓を与えて肥育した牛」とだけ書いておきます。

注文を受けてからコロッケを揚げているようには見えなかったのですが、アツアツサクサクのコロッケが提供されました。これは嬉しいサプライズです。小さめの2つ折りのバンズに、レタス・トマト・コロッケ。コロッケには酸味のあるソースとマヨネーズをたっぷりとかけてあります。ワンハンドで食べるには、ちょっとバンズが小さいですね。手に持って食べているとコロッケや野菜がズルズルと出てきますので、バランスよく食べ進めるにはちょっとしたコツが必要です。第1に、手に力を入れすぎないこと。第2に、2つ折りの袋の部分を常に下向きにして食べ進めること。第3に、ソースがこぼれそうな部分から食べていくこと。手を汚さずに食べきるのは、モスバーガー以上に難しいかもしれません。

ひとつひとつ、スチロール製の容器に入れて提供。ここから取り出すのがまずひと苦労

ひとつずつスチロール製の容器に入れて提供。容器から取り出すのがまずひと苦労

コロッケには、オリーブ牛のミンチ肉が入っています。ジャガイモの味の方が圧倒的に強く、さらに言うとソースの味が強すぎて、オリーブ牛自体の味はあまりよく分かりませんでした。実感できたのは、オリーブ牛は歯ごたえが強く、比較的淡泊な味わいだということ。ジューシーで濃厚という感じではなく、後をひかないあっさりした旨みです。芋の香りはとても良いし、サクサク感もあってコロッケとしてたいへん美味しいものなので、こんなに強いソースの味付けは必要ないのではないかと感じました。もっと、コロッケ自体の味を楽しめるような味付けだったら、芋だけでなくオリーブ牛の風味ももっと感じられたのではないか、と。

は、挟めない……!

は、挟めない……!

その後、オリーブソフトクリームも食べてみます。島内では、多くの観光地でオリーブのソフトクリームを扱っています。しかし、店によってオリーブのどの部分をどのように使うかが異なるので、味わいにも大きな差があります。1つ食べて終わりにするのではなく、2つ3つと食べ比べてみるのがオススメ。

寒霞渓のオリーブソフトには、オリーブの果肉を細かく刻んだものがたくさん入っていました。味覚にはあまり影響を及ぼしていませんでしたが、滑らかなバニラソフトクリームの中で、時折オリーブ果肉が歯や舌をやさしくくすぐります。もう少し甘さを抑えて、オリーブの香りが強く感じられるとよかったなと感じました。

色が赤っぽく見えるのは、光(赤い日除け)のため。実際の色は、ほとんど白

色が赤っぽく見えるのは、光(赤い日除け)のため。実際の色は、ほぼ純白

小豆島での滞在時間はわずか12時間ほどでしたが、この中で計4つのソフトクリームをいただいています。ついでに、残り3つも簡単に紹介しておきましょう。

まずは、1907年創業の老舗醤油メーカー・マルキン醤油の敷地内にある売店で、醤油ソフトクリーム(300円)を。これは、醤油というよりもキャラメルのような香ばしさと甘さが特徴的でした。言われないと、醤油だとは思わないかもしれません。ちなみに、マルキン醤油は工場の一部を観光客に開放し、無料で見学することができます。若い人を中心に、なかなか賑わっていました。工場前のバス停には若い女性のバス待ち列ができていて、一瞬「ここでジャニーズのコンサートでもあるの?」と思ったほど。若い人たちも、こういった伝統産業に関心があるんですね。とても良いことだと思います。

醤油メーカーが多く集まる「醤の道」にある。坂手港からのアクセスが便利

醤油メーカーが多く集まる「醤の道」にある。坂手港からのアクセスが便利

続いて、道の駅「小豆島ふるさと村」で、すももソフトクリーム(280円)を。小豆島産のスモモを使った、ピンク色のソフトクリーム。ほんのりと甘酸っぱく、駄菓子の「あんず棒」を連想させる味わいでした。なお、小豆島には全部で3つの道の駅があります。この中で、「小豆島ふるさと村」では伝統的なそうめんからオリーブそうめん・すももそうめんなどユニークなものまで、様々なそうめんをいただけます。流しそうめんもできます。ツルツルッと軽く食べて小腹を満たしたいタイミングで立ち寄るのがオススメです。

巻き方があまり上手ではなかった

巻き方があまり上手ではなかった

最後に、道の駅「小豆島オリーブ公園」のオリーブソフトクリーム(300円)。こちらは、寒霞渓駅前フードコートのものと比べて、全体的に緑色がかっています。それもそのはず、果肉ではなくオリーブの葉の粉末が練り込まれているのです。少し渋味・苦味・青臭さを感じますが、私はむしろこのくらい「らしさ」がある方が好みです。今回の旅でいただいたソフトクリームの中では、これが一番のヒットでした。

とても美味しかったのだが、ワッフルコーンの甘み・香ばしさがちょっと蛇足だった

欲を言えば、コーンはあまり甘さで邪魔をしないレギュラータイプの方がよかった

今後も、各地のご当地B級グルメを紹介しつつ、ソフトクリームの小ネタも入れていきます。世の中には結構突拍子もないソフトクリームがありますので、こちらの方もお楽しみに!

 

☆☆お店データ☆☆

「山頂駅前フードコート」

  •  寒霞渓ロープウェイ山頂駅徒歩すぐ
  •  定休日:なし
  •  営業時間:8:30~15:00
  •  主なメニュー:オリーブ牛コロッケバーガー400円、オリーブ牛コロッケ(単品)220円、オリーブソフトクリーム300円

Text : ashraf

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