• 食事情
  • 2016/10/6 05:00:24

札幌は西山製麺の西山隆司社長が語る! 〜世界に広まるRAMENの今 vol.2 〜「すすって食べる」のがクール?

札幌ラーメン文化の価値向上を使命として、世界中を飛び回っている西山製麺株式会社(本社、札幌市白石区)の社長、西山隆司(たかし)さん。海外出張を重ね、世界中の人々と交流を深めるにつれて、ラーメン文化が世界中で受け入れられていく確かな実感があるといいます。

 

西山製麺株式会社の代表取締役社長、西山隆司さん

西山製麺株式会社の代表取締役社長、西山隆司さん

 

西山製麺が作っているのは、ラーメンで使用する麺です。日本ではこれを中華麺と言ったりすることがありますが、これを英語に直訳すると、「Chinese Noodles」となり、「ラーメンは日本のものなのに?」と、話がややこしくなってしまいます。ところが、最近は、海外でも「RAMEN」といえば、ラーメンだけでなく、生麺そのものも表す言葉として、浸透しつつあるそうです。ラーメンという料理が、世界でも親しまれてきている証拠といえそうですね。

 

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西山さんが、興味深いことを教えてくれました。

「40年前は、欧州や米国では、「箸」を使って食べることがクールであるとされていました。それと同じように今は、ラーメンを「すすって食べる」ことがクールであるとされているんです」

 

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しかも、ラーメンを好む層にも変化が現れてきていると西山さんは言います。

「ラーメンの価格は、欧米で1200〜2000円と、日本に比べて高いんですね。そのため、最初は、世界中の食を知り尽くしている富裕層の人たちの間で、ラーメンを「すすって食べる」ことがステイタスの一つとして、クールであるとされていきました。ところが、最近は若い人たちの間でも「すすって食べる」ことがクールであると認知されてきているんです。どうしてだと思いますか? 日本のアニメですよ。アニメのキャラクターがラーメンをすする場面を見た若い子たちが、「ラーメンはクールだ!」と思ってくれるようになったんです」

老若男女を問わず、世界中に浸透しつつあるラーメン。次回は、その未来の展望を西山さんに聞いてみたいと思います。

 

▶︎連載の第1回はこちらです。

http://magazine.shokuikuclub.jp/food/20160929_050013/

Text : harumi

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