• 食事情
  • 2016/6/30 05:00:07

Ashrafさんのご当地ビーグル偏愛録(第28回:福島県南会津町)

こんにちは! Ashrafです。

梅雨本番ですが、もう少しの辛抱で夏本番を迎えます。夏になると、行きたくなるのが高原です。福島県と群馬県にまたがる尾瀬高原も、これから観光のハイシーズンを迎えます。その玄関口となるのが、会津鉄道と野岩鉄道の接続駅・会津高原尾瀬口駅です。観光地の駅らしく、駅舎とほぼ一体化した土産物店兼食事処「憩の家」が観光客らを迎えてくれます。駐車場があるので、車で訪れる観光客や地元の方々も多いようです。

三角屋根が目印。土産物も充実の品揃え

三角屋根が目印。土産物も充実の品揃え

食事処「恋路茶屋」の名物は、そば・うどん・ラーメンのすべてが1杯の丼に盛りつけられた、「三種合体麺」。富山県高岡市にそばとうどんの合い盛りメニュー「チャンポン」があるということは第1回の投稿で紹介済みですが、そのさらに一歩上を行く3種の合い盛りメニューなのです。何を食べようかと迷ってしまいなかなか決められないお客さんのために開発されたメニューとのこと。テレビ番組などで取り上げられて知名度が上がり、珍しさを求めてわざわざ遠方から食べにやってくるお客さんも多いのだそうです。

各席にメニューが置いてあるが、注文や受け渡しはカウンターで行う

各席にメニューが置いてあるが、基本的にセルフサービス

どちらかというとラーメンを連想させるルックス

三種合体麺は、どちらかというとラーメンを連想させるルックス

トッピングも合い盛り。かき揚げ天ぷらはそば・うどんの定番ですが、チャーシュー・メンマ・コーンはラーメンのもの。ワカメ・ナルト巻き・ネギは、3種の麺すべてに乗せられることがあるものですね。

かき揚げの下からは、そばが登場

かき揚げの下からは、そばが登場

うどんは、ワカメの下に

うどんは、ワカメの下に

チャーシューの下にラーメンが。どこから何が出てくるかも楽しみのうち

チャーシューの下にラーメンが。どこから何が出てくるかも楽しみのうち

特筆すべきは、つゆです。そばつゆとラーメンスープを混ぜたような味わいで、3種の麺すべてに違和感なく合うように工夫されています。聞くと、三種合体麺だけのために特別に作ったつゆを使用しているとのこと。何を食べるか決められない方は、七味唐辛子を振るかコショウをかけるかで悩んでしまいそうです。私は、最初は何もかけずに食べ進め、途中でコショウを投入しました。コショウをかけることによって、少しラーメン寄りの味覚になります。そば・うどんに寄せたい場合には、七味をかけるといいでしょう。

3種の麺は、すべて半玉ずつ使われています。つまり、計1.5玉。かなり食べ応えがあります。成人男性でも、これ1杯で十分に満腹になります。女性や高齢者は、2人以上でシェアする手もありそうです。

「恋路茶屋」では、もちろんそば・うどん・ラーメンのそれぞれ単品も扱っています。ほぼエキナカと言える立地にある店でそばを扱うとなれば、これも食べずにはいられません。山あいの土地にふさわしいきのこそばを注文してみました。

キノコの量がかなり多く、麺にたどり着くまでにだいぶお腹が膨れる

キノコの量がかなり多く、麺にたどり着くまでにだいぶお腹が膨れる

これがまた、恐ろしいほどのボリューム感。大きな丼になみなみとつゆが張られ、きのこも山盛り乗っています。いろいろな種類のキノコが入っているのも嬉しいところ。ヒラタケを中心に、山ナメコ、キクラゲ、ナラタケなどを確認。個人的には、ナラタケが入っていたのが特に嬉しかったです。私の父はナラタケの特産地である北海道の出身で、私も幼い頃からよくナラタケを食べていましたので。もっとも、北海道ではナラタケを「ボリボリ」と呼びます。この両者が同一のものであると知ったのは、わりと最近のこと。「恋路茶屋」の店主に「ボリボリを知っていますか?」と聞いてみたところ、知らないとのことでした。北海道の「ボリボリ」のみならず、北東北地方の「モダシ」など、地域呼称が多数あるキノコなのですね。

三種合体麺ときのこそばを両方たいらげると、もうこれ以上はお腹に入りません。お腹が満足しただけでなく、珍しいものを食べられたという充実感、そして父方の故郷を懐かしむ食材に出会えて、心の方も満足させていただきました。

 

☆☆お店データ☆☆

「恋路茶屋」

  •  会津鉄道・野岩鉄道会津高原尾瀬口駅併設(「憩の家」内)
  •  定休日:不定休
  •  営業時間:8:30~17:30
  •  主なメニュー:三種合体麺950円、きのこそば800円、醤油ラーメン600円

Text : ashraf

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