• 食事情
  • 2015/8/27 05:00:43

江戸東京野菜 谷中しょうが

東京の荒川区西日暮里、諏方(すわ)神社から見下ろす日暮里から谷中にかけては、江戸時代から谷中しょうがの産地として知られています。山から湧きだした清水が流れ込む日暮里。東京の下町として谷中は特に人気の街です。

 

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とにかく、フォトジェニック!

しょうがの部分から葉にかけての美しいピンクはもちろんなのですけど、そこから、すっとのびる緑の茎、そして、しゅっとした葉。

以外と長さがあるので、カメラにおさまらなかったのですが、とにかく、どこから撮影しても、わぁ!と毎回、声を出してしまうほど。

 

しょうがの収穫時期がちょうどお盆にあたるため、谷中のお寺や神社、商人などがお中元の贈りものとして利用していたようです。それが江戸中の評判に!

以来、「谷中」の名前はしょうがの代名詞となり、産地は他に移った現在でも、市場や居酒屋などで「谷中しょうが」として広く愛されています。

 

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食べられる根っこはクリーム色、茎の部分にかけてきれいなピンク色になっています。特においしくなるのはやはり収穫がピークを迎えるお盆のころ。

お味噌をつけてそのままかじると、ピリッとした辛みとさわやかな香りが食欲をかき立てます。薄くスライスして甘酢漬けに、それから天ぷらに。

谷中しょうがは希少なので、なかなか流通はしていないのですが、それでも一般的な新しょうがだって、美味しい季節ですね。梅干しをつけたときにできる副産物の梅酢とあわせて、みょうがとあわせて。葉っぱや緑の茎は食べることはできませんが、きゅっとした初夏の香りを楽しむことができます。

Text : warmerwarmer

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