• 食事情
  • 2015/6/19 05:00:11

Ashrafさんのご当地ビーグル偏愛録(第4回:千葉県千葉市)

こんにちは! Ashrafです。

今回は、首都圏在住の方へ「意外と身近な場所にもご当地グルメがある」というお話です。やってきたのは、こちらのお店。

首都圏で店舗数を増やしている駅そばブランド「いろり庵きらく」(千葉みなと店)

首都圏で店舗数を増やしている駅そばブランド「いろり庵きらく」(千葉みなと店)

首都圏のJR系列駅そばとしては最大手の日本レストランエンタプライズ(以下「NRE」と表記)が運営する駅そば店。NREの駅そば店は大きく分けると3つの業態があるのですが、「いろり庵きらく」は生そばを使ったややハイグレードなブランドです。近年、従来の茹で麺ブランド店を「いろり庵きらく」にリニューアルする動きが加速化していて、千葉県内ではここ千葉みなと駅と津田沼駅に店舗があります。

東京・神奈川・埼玉にも同ブランドの店舗がありますが、このうち千葉県内の2店舗でのみ扱っているご当地メニューがあります。これが、駅そばの面白いところ。「チェーン店は全部同じ」ではないんですね。特に千葉県では地産地消の精神が強く感じられ、「千産千消」などという言葉が生まれるほど。

さっそく、いただいてみましょう。

船橋のりと枝豆のかきあげそば

船橋のりと枝豆のかきあげそば

えっ? 船橋で海苔? 特に若い方は、「船橋で海苔なんて採れるの?」と猜疑的に思うかもしれません。しかし、船橋にはかつて広大な干潟が広がっていて、また荒川や江戸川から豊富な栄養分が供給されるため、海苔の養殖が盛んに行われていたのです。干潟の大半は昭和中期に工業開発の波にのまれましたが、三番瀬など一部は現在も残り、その周辺では伝統的な「竹ひび式」という方法での海苔の養殖が受け継がれているのです。

また、市内には老舗の問屋や小売店も多く残っています。「いろり庵きらく」で使われているのは、明治45年創業の「飯塚海苔店」のもの。やや幅広にカットされた刻み海苔を、かき揚げの上からたっぷりと散らします。海苔が直接つゆに浸からないように盛りつけているのが好印象。パリパリの食感と香ばしさを楽しむことができます。もちろん、つゆに浸してダシの香りを加えても美味しくいただけます。

かき揚げの内部に潜入!

かき揚げの内部に潜入!

かき揚げは、厚さがあり、野菜がたっぷり入った本格派。枝豆も、結構たくさん入っています。こちらは特に地元産ということではないようですが、「国産」との表示があります。揚げてあるためでしょうか、プリッとした食感ではなく、銀杏のように歯ですり潰すような食感。そのぶん、青い香りが強く感じられます。焼き海苔をそば(特に温かいそば)に乗せると、海苔の香りが勝って全体を支配してしまうことが多いのですが、このメニューでは枝豆の香りもしっかりと感じられました。なかなかの完成度。

千産千消メニューは、季節に応じて用意しているようです。3月に訪れた時には、こちらのメニューを用意していました。

これを食べ損なったのは、一生の不覚!(写真はDila津田沼店で撮影)

これを食べ損なったのは、一生の不覚!(写真は1月にDila津田沼店で撮影)

これを食べずに終わってしまったことが、たいへん悔やまれます。秋以降にはどんな千産千消メニューが登場するのか、早くも楽しみです。近年、NREに限らず首都圏の各駅そば業者は「時間帯限定」と「季節限定」を重視する傾向が強まってきていますが、千葉みなと駅と津田沼駅の「いろり庵きらく」は、季節ごとの訪問が特にオススメです。力を入れれば入れるほど良いものが出来上がる、これは間違いない法則ですね!

 

☆☆お店データ☆☆

「いろり庵きらく」千葉みなと店

  • JR京葉線千葉みなと駅改札外
  • 営業時間:7:00~20:00(土日祝は8:00~19:00)
  • 定休日:なし
  • 主なメニュー:船橋のりと枝豆のかきあげそば530円

「いろり庵きらく」Dila津田沼店

  • JR総武線津田沼駅改札外
  • 営業時間:7:00~22:30(日祝は8:00~21:30)
  • 定休日:なし
  • 主なメニュー:船橋のりと枝豆のかきあげそば530円

Text : ashraf

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