• 食事情
  • 2014/12/27 05:00:28

福井県の伝統野菜 河内赤カブ(こうちあかかぶ)

生命力を感じる、赤い身。そしてそこからのびた茎はグラデーションで葉の緑色へと続きます。

今回は福井県の伝統野菜 河内赤かぶ、をご紹介します。

 

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福井県、福井市美山地区の河内集落。県内でもかなりの山間部にあります。

昔より降雪量が多く、寒暖の差が大きいので、カブの成育にとてもよい条件。それでいて、現在でもなお、伝統的な焼畑農法で栽培されていること、さらに、あまりにも山間部のため、種の交雑も少なく、ほとんど原種のまま、昔ながらの赤かぶとして人々から食されていました。

 

やはり、他の伝統野菜と同様、この地域の過疎化や、高齢化が進んでいるため、なかなか継承する農家さんたちもすくないのですが、地域の方々の協力もあり、地域の特産品として少しずつ注目を集めてきているようです。

 

 

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とても美しい鮮やかな色。中をカットしてみると放射状に赤いすじがのびています。こういった伝統野菜の特徴のひとつでもありますが、調理によって味が大きく変わります。酢漬け、糠漬け、汁物にいれたりしていただくのですが、それぞれに、それぞれのかぶの味が。甘みが強くなったり、辛味がぬけたり、歯ごたえがとてもよかったりと。

 

とにかく福井県のかぶの種類は豊富です。

嵐かぶら、エドカブラ、穴馬かぶら、河内赤かぶ、板取かぶら、木田青かぶ、杉箸アカカンバ、古田苅かぶら、山内かぶら。

私たちが手にとり味わえるのは、いろんな意味で、ほんのわずかですね。

Text : warmerwarmer

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