• 食事情
  • 2014/5/24 05:00:56

陵西一寸空豆(りょうさいいっすんそらまめ)

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福岡県の池松自然農園さんから空豆が届きました!その名も陵西一寸空豆(りょうさいいっすんそらまめ)

 

一般的には、鞘が空(天)に向かって伸びることから「空豆(ソラマメ)」と言われていますが、天豆と言われていたり、蚕が作る繭に形が似ていることから「蚕豆(カイコマメ)」とも、そのふっくらとした形から、「お多福」「一寸豆」とも、その他にも「四月豆」や「夏豆」など、いろんな呼び方がある、空豆。(ここでは空豆と言いましょうか)

空豆の原産地ははっきりとはしていないのですが、古くはエジプトなどアフリカの地中海沿岸で栽培されていたとも、2000年以上の昔に中国で栽培されていたともされています。日本での栽培は、奈良時代に中国から来日したインドの僧・仙那が行基に贈ったとされていて、行基がこれを兵庫県武庫村の岡治氏に試作させたものからはじまると言われています。明治時代になると品種が増加。徐徐に消費も増えていきます。

それではちょっと観察してみましょう。

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とてもよい濃い緑色です。さわるとうぶ毛がほやっと手の感触をくすぐります。

粒はだいたい、2個か3個はいっています。

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むいてみたところです。粒もよい黄緑をしています。ゆでる分のものには、爪の部分「お歯黒」のところに少し切り込みをいれました。

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空豆の実を守っているふわふわのうぶ毛。

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茹でたり焼いたりしています。そのまま焼くと、さきほどの中の白いうぶ毛があたたまり、実をあたためてくれます。

茹でるときには、お酒と塩を少しいれました。短くて1分ほどその後、少しだけそのまま置いておき、ざるにあげました。お酒の香りがほどよく残っています。

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食すと、豆の緑色の味、それからほどよい甘みが。塩をつけたり、お醤油をたらりとしてみたり。

空豆は連鎖障害が出やすいので、毎年同じ場所ではつくれないので、少しずつ場所を変えて栽培します。そのため、毎年決まった量を栽培するためには、たくさんの土地が必要となってきます。そのために、一度にたくさんの栽培は難しいのです。

ちなみに、陵西一寸空豆は、昭和2年に、堺市の相良氏が「河内一寸空豆」より改良し、仁徳陵の西方にあったことから名付けられました。

季節のものでもあり、市場に出るのは、ほんの一瞬。ありがたくいただきたいですね。

Text : warmerwarmer

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