• 食事情
  • 2014/4/29 05:00:25

長崎県の伝統野菜 木引かぶ

長崎県といえば、日本が鎖国時代の唯一の貿易港として、ポルトガル、オランダ等と交易をつうじて、海外文化の影響を大きく受けている印象があります。食生活は?というと、外国から伝来した野菜も果物も多くあり、その野菜が、長崎の風土とあわさり、伝統野菜ができあがってきたと言われています。

 

長崎県の伝統野菜は、16種類。

長崎赤かぶ、唐人菜、長崎紅大根、辻田白菜、長崎たかな、長崎長なす、大しょうが、夏ねぎ、わけぎ、枝おれなす、雲仙こぶ高菜、木引かぶ、にんにく(壱州早生)、からこれんこん、もちとうもろこし、こんにゃく。

今回は、その中で「木引かぶ」について紹介したいと思います。

 

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殿様が旅の途中にもちかえってきた?

オランダ人が持ってきた?

福岡からやってきた?

 

などいろんな説がある、この木引かぶ。平戸市木引地域で栽培されていたことから名付けられました。

 

室町時代から栽培されていたといわれていますが、一般のかぶと比べ、カタチが特殊であることや、ボリュームにかけること、また、近年の一般的なかぶの流通がさかんになったことから、ほとんど栽培はされなくなりました。

 

それでは、ちょっと観察してみましょう。

 

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今回の木引かぶは全長80センチほど。かくんと曲がった身とながーい茎と大きな葉が特徴です。色味の発色が本当に美しく、柔らかい肉質。繊細な味わいと小さくころんとした、かわいらしい色合いがなんともいえませんね。

 

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こちらは葉の部分です。

 

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こちらは茎の部分です。

シャキシャキ、とした食感がとても美味しいですよ。

 

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萌えポイントはこの接続部分です。

とても存在感を感じるのです。

ここには、洗ってもとれなかった土が残っていたり、ひょっこり根の赤ちゃんがでてきていたり。

 

地域の特産品として消えてしまう事を惜しむ声があがり、今では農家さんたちが地域の特産品の再生を目指して、栽培されているとのこと。

少しでも力になればと、warmerwarmerのお野菜セットに入っていたり、私たちが販売する場所では、出逢うことができますよ。

ぜひ食してみてくださいね。

Text : warmerwarmer

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