• 食事情
  • 2014/2/8 05:00:14

広田湾の骨太男前牡蠣(Travelling “牡蠣” Lab.5)

「おいしい牡蠣はどこにある?」

気仙沼の唐桑から三陸海岸特有の海沿いにして山間の曲がりくねった道を走ります。陸前高田で事業コンサルタントの関さんと合流し、関さんの道案内で向かったのは広田湾は尾浦。車を降りると、そこは山の中。

Traveling Food Lab.はおいしい牡蠣を探して三陸海岸600kmの旅をしました。

題して「トラベリング “牡蠣” ラボ

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津田さんの牡蠣小屋。山の合間から海がのぞく。手前は牡蠣殻を入れた畑。

「私らは、出たがらない。宣伝したがらない」という牡蠣組合長の津田政弘さん。牡蠣の剥き小屋も海岸から車で10分は走る離れた山を切り開いた畑の広がる場所でした。

「この辺じゃ、一軒一軒それぞれ牡蠣を養殖するし、処理場も別なんですよ。うちはご覧の通り、山だから運んでくるのが大変なんです(笑)」

取材でうかがった畑に囲まれた牡蠣剥き小屋は津田さんのご自宅に併設された施設でした。そして取材でご訪問したタイミングは朝に海から揚がった2年飼育の牡蠣を仕分けて剥き終わったところ。

身の厚い、大きさも10cmを裕に越える剥き牡蠣がサイズ別に並べられていました。牡蠣の殻剥きは家庭では難しいらしいので、剥き牡蠣は人気なのだそうです。

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お願いしてさらにいくつか牡蠣をその場で剥いていただきました。剥くと、太い脈をうった殻一杯の牡蠣が登場して、取材チーム一同が思わず声をあげてしまうほどでした。

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「これでも東京に出すには、まだまだ……かなと思っているんですけどね」と謙虚な津田さん。

牡蠣を口に入れてみると身が大きいだけではなく、締まった固さがあります。濃厚でねっちりとした味。旨味と脂分の高さを感じます。築地市場でも広田湾の牡蠣は高値で取引されますが、それもうなずけます。他の養殖場よりも外洋に近く、水温が低いため、脂肪分が多いのでしょうか?

一子相伝、門外不出の技。尾浦の牡蠣漁

尾浦の牡蠣の美味しさの秘訣をたずねてみると、

広田湾尾浦の牡蠣のおいしさの秘密
「どうですかねー。湾とはいえ外洋が近くて潮の流れが速く、波も高いんですよ。そういう中で辛抱づよく、じっくりと大きくなってくるって感じですかね。殻が厚くてごついですよね」

さて次はいよいよ牡蠣ツアーの終点。岩手の牡蠣養殖の発祥の地であり、現在の牡蠣養殖法の発祥の地。大船渡に向かいます。

協力:

ヤフー!「復興デパートメント」
http://info.shinsai.yahoo.co.jp/department/

Travelling Food Lab.は、2012年からヤフー!石巻復興ベースのみなさんとともに東北の牡蠣巡りを行っています。前回は牡鹿半島の半島根元近くの内湾の牡蠣から、先端近くの荒々しい潮が渦巻く外洋にさらされた地域を巡りました。「復興デパートメント」を通した地域・漁師という小さなセグメントのビジネス支援プロジェクトに参加しています。

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